日本百名山
「日本百名山」は1964年に深田久弥が著した本で、歴史や山岳文学を基に深田自身が好きな100座を一覧にしたものです。百名山の選定にあたっては、山の優雅さ、歴史的な重要性、個性といったものが基準になっており、2座を除いてすべて1500m以上の山が選ばれています。(2014年にはハワイ大学によって英語翻訳が出版されています。)
山好きで知られる天皇陛下もこの百名山すべてに登りたいとお考えになっているとも言われています。百名山は非常に人気があり、百座全てを制覇したいと考える方も多いことでしょう。海外に目を向けると、スコットランドで「マンロー」と呼ばれる山、ヨーロッパアルプスの4000m級の頂上、コロラドの14ers(フォーティーナーズ)とも共通するものがあります。
この百名山のうち9座が北海道にあります。
旭岳(2291m)、十勝岳(2077m)、トムラウシ(2141m)の3座は日本最大の国立公園である大雪山国立公園にあります。旭岳が北海道で一番高い山になります。
雌阿寒岳(1499m)は阿寒摩周国立公園にあり、斜里岳(1547m)と羅臼岳(1661m)は道東に位置する知床山脈の一部です。
羊蹄山(1898m)は支笏洞爺国立公園にあり、ニセコや後志地方に顕著な姿を見せています。
利尻山(1721m)は北海道北西部にある利尻島にあり、日本海から突き出たような形をしています。
幌尻岳(2053m)は道央の南側にある日高山脈の奥深くに位置しており、百名山の中でも難しい山として知られています。
ニセコマウンテンガイドでは1日の登山から複数日にまたがる登山まで、北海道の百名山をご案内するガイドを提供しています。
羊蹄山
5万年から6万年前にできた美しい成層火山で、「蝦夷富士」とも呼ばれています。最も近年の噴火は2500年前です。
1日登山
おおよその日程
04:30 宿泊先にお迎え(ニセコマウンテンガイド・ロッジへの宿泊もご検討ください)
05:30 登山開始
12:00 頂上到着
17:00 登山口帰着 – ニセコ近郊の宿泊先にお送り
ゲスト1人−2人の場合:100,000円、ゲスト3人−4人の場合:150,000円。別途消費税(10%)がかかります。
小屋泊まり2日間登山
羊蹄山小屋まで登って1泊し、火口からご来光を見ましょう。2日間登山のおおよその日程は次の通りです。
07:00 宿泊先にお迎え(ニセコマウンテンガイド・ロッジへの宿泊もご検討ください)
08:00 登山開始
14:00 羊蹄山小屋到着、荷物を置いて頂上へ
18:00 夕食
03:00 ご来光を見るために火口に向けて出発(ご希望があれば)
06:00 朝食
08:00 下山開始
13:00 登山口帰着 – ニセコ近郊の宿泊先にお送り
ゲスト1人−2人の場合:220,000円、ゲスト3人ー4人の場合:280,000円。別途消費税(10%)がかかります。バックパック、寝袋、スリーピングパッドはレンタル可能です。
旭岳
1739年に最後に大規模噴火した活火山。現在、姿見の池付近から活発な噴煙や水蒸気を見ることができます。
1日登山
04:00 宿泊先にお迎え(ニセコマウンテンガイド・ロッジへの宿泊もご検討ください)
09:00 旭岳ロープウェイ到着
10:00 ロープウェイで姿見駅へ(1600m)
10:30 登山開始
13:00 頂上到着
16:00 下りロープウェイに乗車
22:00 宿泊先にお送り
ゲスト1人−2人の場合:140,000円、ゲスト3人−4人の場合:190,000円。別途消費税(10%)がかかります。
4日間で百名山3座
旭岳(2291m)、十勝岳(2077m)、トムラウシ(2141m)
1日目
08:35 旭川空港にお迎え(札幌やニセコの宿泊先からの送迎も可能です)
10:20 旭岳ロープウェイロープウェイで姿見駅へ(1600m)
13:00 頂上到着
16:00 下りロープウェイに乗車
18:00 十勝岳温泉に到着
2日目
05:00 十勝岳登山開始
09:00 十勝岳頂上到着
12:00 登山口帰着
16:00 トムラウシ温泉に到着
18:00 夕食
3日目
04:00 トムラウシ登山開始
11:00 トムラウシ頂上到着
16:00 トムラウシ温泉に帰着
18:00 夕食
4日目
旭川空港(または札幌もしくはニセコ)にお送り
ゲスト1人の場合:400,000円、ゲスト2人の場合1人あたり:250,000円、ゲスト3人の場合1人あたり200,000円、ゲスト4人の場合1人あたり175,000円。送迎、宿泊代、夕食(3日分)、3日目と4日目の朝食(トムラウシ温泉)が含まれます。別途消費税(10%)がかかります。